ASMLの2023年第4四半期決算
ポートフォリオの数%を占める 半導体製造装置の独占企業ASML
決算期待していたんですが・・・
ASMLの2023年通期決算がありました。結果は悪くないと思いましたが今後の展望が機関投資家の予想に反して届かなかったということみたいです。
さて、その内容を簡単にまとめると以下の通りでした(AI利用)
財務成績
ASMLは2023年第4四半期に非常に強い財務結果を報告し、純売上高は前年比12.5%増の72億ユーロに達しました。これは市場の予想を上回るもので、半導体産業の堅調な需要を反映しています
この結果自体は決して悲観するものではなく、
年間パフォーマンス
2023年には、ASMLは総売上高276億ユーロ、純利益78億ユーロを報告し、前年から大幅に改善しました。インフレや地政学的緊張などのマクロ経済的課題を考慮すると、この成績は特筆すべきものでした
2024年の見通し
「移行の年」
ASMLは2024年を「移行の年」と位置づけており、売上は2023年とほぼ同様になると予想しています。この期間は、2025年に予想される顕著な成長に備えるための戦略的調整の段階と見なされています。なお、CEOの声明は以下の通りでした
ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)の声明
2024年通期の見通しは変更しない。
業界は不況から回復が続いており、下半期は上半期よりも好調に推移すると見込んでいる。
当社では、2024年が生産能力の向上とテクノロジーの両方への継続的な投資による移行の年になると見ている。サイクルの転換に備える必要がある。
24年通期の売上高が 23年の 276億ユーロとほぼ横ばいになると予想。25年の力強い成長に向けて準備を進めている。
CEOのコメントからも来年以降には移行が済んだ後の力強い成長があると思われます。
ちなみに半導体製造装置関連なのでCEOの移行と言う言葉の意味は、技術的なアップデートがあり半導体製造各社がASMLのアップデートされた商品を購入する未来がくるという自信のようにも感じられますね。
残念な結果でしたが独占企業である強みや技術的な強みを活かして今後の半導体市場のリーダー銘柄として頑張ってほしいものです
ROEも70%台という脅威の利益率なので10年も持っていれば確実に株価は成長しているだろうと考えています!
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