円安はどこまでいくのか
こんにちは、なぎパパです。米国株は年初から下がり続けているもののここ1週間は少し反発し、株価ももちなおしてきていますね!
円建てで試算評価する日本人はナスダックやS&P500が下落しても円安効果で資産があまり痛んでいないと思います。ただ追加で投資する場合はちょっと円が弱いため米国株数の購入量が減るのは寂しいですね。
そんな中、日銀のニュース
黒田日銀総裁「利上げ全くない」 急速な円安はマイナス
日銀は20~21日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。4月会合で1.9%としていた2022年度の消費者物価上昇率(生鮮食品を除く)の見通しは2.3%に引き上げた。
記者会見した黒田東彦総裁はエネルギー価格の上昇などを背景に「価格転嫁の動きが広がっている」と指摘した。経済の下支えと物価上昇に見合う賃上げが必要だとして、金融緩和を継続する考えを改めて強調した。利上げは「全くない」と言い切った。
日経新聞サイト
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB214TI0R20C22A7000000/?unlock=1
日銀の判断は、急激な円安は好ましくないと言いながらも緩和を止める気はサラサラないと言い切っているので円安基調は変わらなさそうですね。
投資家としての判断は個々人で分かれそうですが、円建て資産はある程度持つとしてもドル建て資産に変更しておいた方がいいかな〜となぎパパは思うので給与が入るたびにこれまで通りドルへの転換を継続していきたいと思います。
そう考える根拠ですが・・・日銀総裁の黒田さんが以下のように述べているためです。
黒田総裁は「金利を上げたときのインパクトはかなり大きなものになる。金利を引き上げるつもりは全くない」と反論した。足元の円安進行はドルの独歩高だと分析したうえで「(日本が)金利を少し上げただけで円安が止まるとは到底考えられない」とも述べた。
はっきりと円安が止まるとは到底考えられないと宣言していますw
円高にいつかなるというのは期待できない方が大きいのかな〜と思っています。しかも大企業や政府にとっては円安の方が好ましいからこのような政策になっているんでしょうね。
市民感覚では様々な食料品が値上げされているので、インフレの影響を感じざるを得ないですが賃金が上がるまでは金利を引き上げることもない(できないw)。別の表現で言えばYENを擦りまくると宣言してくれているのでYENというお金の価値は今後も下がり続けるということですね
年12兆円を上限に上場投資信託(ETF)買い入れも維持
日銀によるETF買いについても年間に12兆円規模で実施を継続すると宣言しているので、日本株についてもポジティブなニュースかも知れないですね。
毎年12兆円分も株を買い付けてくれるなんて素敵じゃないかとw いつかは反対売買もしなければいけないのかもしれませんが・・・
日銀が買い付けるETFとは
なぎパパは米国株が主体なので日銀のETF買い付けの仕組みを理解していないので調べてみると、TOPIX ETFを買い付けているようですね(参考:日銀のETF買い入れについて)
日銀がお札を刷って、企業の株式を買い付ける構図はなんだか共産圏じゃあるまいし、地獄絵図のようにも思いますが最後はどうなるのかが興味深いですね。
まとめ
円安はどこまでいくのかということのまとめですが、
なぎパパ的には「円ドルレートは150円を突破するんじゃないかな〜」と予想しています。元外資系トレーダーで有名な方で400円を超えるとか言っている人もいますが・・(正確には誰も分かりませんね)
日銀や政府が円安誘導を止めるつもりがないので、シンプルに世界中で金融引き締めがあろうが日本はドル建て資産も世界一だし大企業にも優しい円安誘導の方が何かと都合がいいと考えるためです。
ということで、生活費の半年分ぐらいの円建て資産以外はドルに替えて資産形成を加速していきたいと思います!正確んはドル転換して米国のグローバルな企業(アップルやアマゾンやグーグル)に投資しておけばドル安時にも恩恵は受けられると考えています。
生活費は高騰しそうですが頭を使って資産形成に励みましょう〜
ではでは
コメント