2023年6月11日の米国株市場の注目ニュース
米国株市場は日々、世界中の投資家にとって注目の場所であり続けています。
今週も例外ではなく、特に注目すべき5つの出来事がありました。それぞれのニュースについて詳しく見ていきましょう!
1. TeslaとGeneral MotorsのEV充電ネットワークの提携
先週、TeslaとGeneral Motorsが電気自動車(EV)充電ネットワークの提携を発表しました。このニュースにより、Teslaの株価は4.06%上昇しました。
この提携は、Teslaの充電インフラの普及に対する大きな信任投票であり、両社の株価にプラスの影響を与えました。
このニュースは、電気自動車(EV)のエコシステム全体にとって前向きなシグナルであり、他の自動車製造企業がTeslaの充電ネットワークを利用する可能性があると示唆しています。
長期的には、このようなパートナーシップがEVの採用を加速し、環境にやさしい輸送の普及を推進する可能性があります。
2. S&P 500とNasdaqが新高を更新
S&P 500とNasdaqは、2023年の新高値を更新しました。
S&P 500は、前日終値に比べて0.11%上昇し、一週間で0.38%上昇しました。また、Nasdaqは0.16%上昇し、一週間で0.13%上昇しました
GAFAMを中心とした大手株のラリー、予想を上回る業績報告シーズン、そして連邦準備制度が利上げサイクルの終わりに近づいているという期待が、Wall Streetを支えています。
しかし、投資家は依然としてインフレと経済の先行きに対する懸念を抱いており、これらのリスクを評価しながら市場に参入する必要があります。
3. 米中央銀行(Fed)の利上げ予想の停止
市場関係者は、米中央銀行(Fed)が現在の5%~5.25%の金利レンジを維持する可能性が72%だと見ています。
Fedが利上げを一時停止すると、市場全体がラリーを開始し、大型テクノロジー株がこれまでに先行してきた成果を広範囲の市場が追いつく可能性があるとの見方が示されています。
しかし、Fedの次回の動きはまだ不確定的であり、その決定に影響を与える可能性のある経済指標(特にインフレ)に注意を払い続ける必要があります。
4. Adobeの株価上昇
Wells Fargoは、Adobeを”overweight”に格上げし、Adobeの株価は3.41%上昇しました!
このニュースは私のポートフォリオでも上位にいるため取り上げました。
生成AI時代にはアドビのソフトウエアの独占もどうなるのかと心配しておりましたが印刷などとの関係やこれまでの制作物を資産として活用があるのでマイクロソフト同様に独占的なポジションかなと考えています。
Wells Fargoは、Adobeが生成的AI(人工知能による新たなコンテンツの生成)ブームから恩恵を受ける位置にあると語りました。
Adobeの強力な製品ポートフォリオとそのAI能力は、デジタルメディアとクリエイティブソフトウェア市場でのその位置を強化しています。しかし、Adobeの成長は、より広範なテクノロジー市場の動向と密接に結びついています。
5. Netflixの購読者数の増加
Netflixの株価は、パスワード共有の取り締まり後に同社の購読者数が増加したとの報告を受けて2.60%上昇しました。
この報告は、Netflixのビジネスモデルとユーザーエンゲージメント戦略の成功を示しています。パスワード共有の取り締まりは、Netflixが収益性を高め、サービスの価値を強調するための重要な手段となりました。
しかしながら、競合他社も同様の戦略を採用する可能性があり、その結果、ストリーミング市場全体の競争が激化する可能性があります。
米国株の投資家に注目すべきニュースをこれからも取り上げるのでお楽しみに
ではでは!本日もRIOを1株かわなかきゃ〜
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