分散投資を目的にASMLを新規追加

株式投資日記

分散投資を目的にASML・TSMを新規追加

2023年の目標としてアメリカ特にGAFAMを中心とした投資ポートフォリオをより強固にすべく国についても分散を検討した結果以下の2銘柄を投資方針に合致していると判断して追加しました!

  • 台湾セミコンダクター(TSM)
  • ASMLホールディング(ASML)

有事の心配される台湾とオランダの企業になります。両銘柄とも半導体関連の企業で今後半導体業界は業界自体が成長が見込まれており、そのなかでも「独占(モノポリー)」を実現している会社だと思います。

台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)

なぎパパは半導体業界の知識は、ほとんどないので少しずつ勉強をしている最中ですが、バフェットが投資したこともあり興味を持った会社です。

この台湾セミコンダクターは、半導体製造において世界シェア約6割の怪物企業だったのです。

普通にビジネスをしているとどの業界でも受託企業は立場も弱く、売上も発注者の状況に左右されることが多くなぎパパは上場企業でも投資を敬遠するケースが多いです。

ただ、この台湾セミコンダクターは、半導体の製造に特化することで技術力を伸ばし、この企業しか実現できない高い技術を習得することで差別化を図りリーダー企業になった会社のようです。

台湾セミコンダクターの取引先

  • アップル(AAPL)
  • アドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD)
  • エヌビディア(NVDA)

上記のような大手企業が世界中にたくさんあるようですね〜、ライバルだったインテルも今では台湾セミコンダクターに依頼しているケースもあるようです。

台湾セミコンダクターの通期業績

出典:マネックス証券

独占企業によくある美しい右肩上がりのグラフですw。営業CFマージンも50%を超えており脅威の収益力です。今まで半導体業界について何も知らなかった自分を責めたいです。

台湾セミコンダクターのキャッシュフロー計算書
出典:マネックス証券
なぎパパ
なぎパパ

毎年、営業キャッシュフローが拡大しつつも投資キャッシュフローを大幅に上回っているので現金がじゃぶじゃぶと生み出す怪物企業。

こういう会社は1度投資したら業界自体がおかしくならない限り保有しているだけでリッチになれると考えています!

台湾セミコンダクターの各種指標
出典:マネックス証券

ROEもROAが大事な指標ですが並の企業では考えられないほどの数値を叩き出していますね。

しかも台湾有事の心配もあるのでPERも割高感はないと思います。(戦争リスクがあるという意味)

なぎパパは中国が台湾を武力で攻め落とすと世界中というかアメリカにとっても影響が甚大なのでアメリカが介入して守ると勝手に思っています。戦争には簡単にならないという意味です。

素人なので勿論分かりませんが中国が本当に攻め込んだら大変なことですね〜、そんなわけで今は割安感もあるのでコツコツと投資していきたいと思います。

オランダの超優良企業ASMLホールディング(ASML)

さて、もう1社はオランダのASMLホールディングです。

半導体産業に不可欠なリソグラフィ装置の販売・据え付け・保守を行う独占企業。半導体の作成ではこの会社の露光装置が絶対に必要であり、5ナノメートル以下ではASMLの技術が100%のシェアだそうですw

なぎパパ
なぎパパ

ちなににリソグラフィとは、半導体を製造する際に、基板に光や電子ビームなどで回路パターンを転写する手法のことだそうです。特に露光装置(ステッパ)を指してリソグラフィと呼ぶ

ASMLホールディングの通期業績

出典:マネックス証券

台湾セミコンダクターと同じようなグラフの形ですね!儲かっている会社は本当に美しいw。ASMLホールディングスも営業キャッシュフローマージンは50%を超えています。無茶苦茶儲かっているという意味です。

ASMLホールディングスのキャッシュフロー計算書
出典:マネックス証券

2012年をボトムとしてこの10年間は営業キャッシュフローが成長し続けています。CEOのコメントで向こう10年も成長は続くとのことなので非常に楽しみな会社です。

投資キャッシュフローも営業キャッシュフローと比較すると小さいので現金が溢れる会社だと思います。就職するならこういう会社もいいのかもしれませんね。(私は興味ないですがw)

ASMLホールディングスの各種指標
出典:マネックス証券

ASMLホールディングスも高いROE・ROAを実現しています。どちらかというとROAが高い台湾セミコンダクターの方が効率はいいのかもしれませんがレバレッジを効かせた経営をしているのでROEはASMLホールディングスの方が高いですね。

なぎパパ
なぎパパ

PERでは台湾セミコンダクターの方が割安に思えますが、10年間成長が続くと経営者がいっているし保守サービスの売り上げに占める割合もおおきくなっているので心配なく投資できる銘柄かなと思っています

最後に

半導体業界は2030年に2000億ドル市場になり、IOT機器が増え続ける現代に置いては将来が明るい業界だと思います。

ただ、競争も激しいと思いますが ASMLホールディングスのリソグラフィ装置はなんと言っても世界シェア100%という本物の独占企業です。

1台数百億もする装置で運搬面でもタンカーを手配したりととてつもなく手間がかかるので色々とノウハウが必要だと思うので参入障壁もそれなりにあるのではないかな〜と考えています。

台湾セミコンダクターについては有事が心配されますが世界最大のファウンドリーは伊達じゃないし、この会社がなくなるとアップルのiPhoneにも影響が出るくらい大変なことになると思います。

いずれにしても半導体業界の拡大を大きく受ける2社の将来が楽しみでしょうがない、なぎパパです。本日も投資予定ですw

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