パランティア(PLTR) 2022年1〜3月決算まとめ

パランティア 四半期決算データ

パランティア(PLTR) 2022年第1四半期決算ハイライト

なぎパパ
なぎパパ

こんにちは!なぎパパです。

ピーターティール創業のパランティア1Qを早速見てみましょう!

  • 1Q決算は31%増収、減益
  • 売上高:前年比31%増の4.4億ドル(⭕️:予想上回る)
  • 純利益:前年同期から−1億ドルに改善:予想下回る)
  • 1株当り利益:-0.05ドル。前年同期の水準から0.02ドル増加(:予想下回る)
  • 商業収益は前年比54%増(米国の商業収益は前年比136%増)
  • 政府部門の売上は前年比16%増
  • 顧客数は前年同期比86%増
  • 調整後の営業利益は1億1,700万ドル、利益率は26%
  • 営業キャッシュフローは3,500万ドル、マージンは8%。
  • 2025年までは売上高成長30%を維持する見込み

パランティアは決算報告後に20ポイント以上売られちゃいましたが、顧客数は倍増しており営業キャッシュフローも改善しプラス。

なぎパパ的には長期的な競争力は失われておらず、パランティアをまだまだ見守りたいデータだと解釈しています。

損益計算書

2022年1Q2021年1Q
売上高446,357341,234+31%
売上総利益351,954267,123+32%
営業利益-39,439-114,014
当期純利益-101,379123,474
1株利益(EPS)-0.05-0.07
単位:千ドル
なぎパパ
なぎパパ

まだまだ投資フェーズということもあり、赤字ですが粗利率は約79%と高い

キャッシュフロー計算書

2022年1Q2021年1Q
営業キャッシュフロー35,477116,881
投資キャッシュフロー-96,468-708
財務キャッシュフロー27,241206,354
単位:千ドル
なぎパパ
なぎパパ

営業CFはプラスで一安心。前年と比べると売掛・買掛のマイナス増が要因でした

パランティアCEOコメント

私たちの長期的な成功は、
市場が現在理解している製品と、私たちが世界の緊急事態に必要と考える製品の両方を開発する能力にかかっています。

今がその時です。

米国における当社のコマーシャル・ビジネスの成長は加速しています。米国の売上は3年連続で倍増し、今年度は4億米ドルに達する見込みです。

前四半期、米国のコマーシャルビジネスは前年同期比136%の伸びを示し、5四半期連続で加速しています。

ファウンドリの導入が各分野で進んでいる米国での商用ビジネスの好調は、近い将来、世界的に予想される強さの表れだと考えています。

パランティアは、基本的に創造的な企業であり続けます。この企業文化を守れば、これからもそうであり続けるでしょう。


当社の成功は、型破りな才能を持つ人材の採用と維持に依存しています。


当社の組織・経営文化は、今日の世界のテクノロジー企業の中で最も差別化されたユニークなものであることに変わりはありません。


私たちは、企業オーナーのように考え、行動する次世代のリーダーを見つけ、育成する機会を得ました。私たちの企業文化は、このような個人の長期的な生産性を信頼することによって成り立っています。


私たちは、この瞬間のために20年近くを費やして準備してきたのです。

今がその時であり、私たちはその時を掴み取るつもりです。

哲学者でもあるカープCEOですが、コメント内容もどことなく哲学的な雰囲気を醸し出していますね。

パランティア (PLTR) 2022年1Q感想

市場評価はイマイチだったパランティアですが以下のポイントをなぎパパは評価しています。

  • 商業ビジネスが5四半期連続で加速していること
  • ユニークな商品・企業文化を持っていること
  • ユニークなCEO(笑)とピーターティールの創業した会社とそのビジョン

次世代のAWSになるような記述もありましたので、次のGAFAに10年程度で達成してくれると期待します。その答えは2030年あたりでしょうか、、今は誰にもわかりません。

株価が安くなろうが、ポートフォリオの10%以内で次世代のハイパーグロースを保有すると決めているのでパランティ(PLTR)は引き続き買い増していきたいと思います。

(ただし、怖いので少額で・・・)

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