人類の最も素晴らしい発明は複利
こんにちは、なぎパパです!本日は人類史上最大の発明である投資家必須の複利運用についてお金の勉強その3として説明したいと思います。
複利とは
そもそも複利とは何かを知らない投資家もいると思うので簡単に。
wikipediaによると、
複利(ふくり、英: compound interest)または重利(じゅうり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していき、雪だるま式に利子が増えていくことになる
ポイントは利子にも次の利子がついて増えていくということです。
複利の例
例として、銀行預金・年率10%、元金100万円を複利計算すると
0年目:100万
1年目:110万
2年目:121万
3年目:133万
と上記のように利子にも利子がつき雪だるまのように増えていくイメージです。
20年後には約6.7倍に元本が膨れ上がります。
ちなみに複利の対義語は、単利(当初の元金にのみ利息がつく)となります。金融商品としては国債や社債などになります。
複利運用で30年間投資運用した場合の効果
先ほどの銀行預金の例は10%ですが元本100万円を12%・15%・20%・25%で30年間運用できた場合の資産増加は以下のようになります。
- 年率12%の複利では、約30倍の3,000万円
- 年率15%の複利では、約66倍の6,621万円
- 年率20%の複利では、約237倍の2億3738万円
- 年率25%の複利では、約807倍の8億0799万円
つまり100万円を年率25%で複利運用できてしまうと30年間で8億円以上の資産になってしまいます!
複利運用の凄まじい効果は時間をかけて膨れ上がっていくことを投資初心者は理解するべきだと、なぎパパは思います。
ちなみに年率25%以上の金融商品なんてあるわけないと思いますが、世界的な投資家であるウォーレン・バフェットの経営するバークシャー・ハサウェイ社の株価の年平均成長率は大体25%程度でした。j
住宅ローンのような借金も複利計算
複利について理解すると、住宅ローンのような金融商品も複利計算されていることがわかります。
今はないですが昔の消費者金融の利息が約29%程度でした。借金を返済しないと複利でガンガン借金が雪だるま式で増えていきます。怖いですね〜
消費者金融で借金なんてするケースは、複利計算されてしまうと、ほとんど返すことが困難になりそうですよね。
100万円の資産と100万円の借金の差
今日現在100万円の余裕資金のある人と、100万円の借金のある人の純資産の差はわずか200万円ですが前者は100万円を複利運用することができ、後者は100万円に対して(返済しなければ)利払が発生していきます。
時間の経過とともに、両者の差はどんどん広がっていきます。
これが複利の恐ろしさでもあり、素晴らしい発明でもあります。
まとめ:複利について
今回は投資家であれば当然知っている複利について簡単にご紹介しました。
知っている人も知らない人も常に複利の知識をプラスに活用して、たとえば株式投資などで資産形成に励み人生を明るいものにして欲しいです。
最後にこの複利について、有名なアルバート・アインシュタインはこう述べていることを紹介しておしまいにしたいと思います。
人間の発明した仕組みで、最も驚くべき発明は福利である
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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