【お金の勉強その2】価格と価値の違いを理解

お金の勉強

価格と価値の違い

こんにちは、なぎパパです!

お金の勉強第二弾は、「価格と価値」の違いについて考えてみようです。

普段何気なく自分の物差しで商品の価格を高いor安いと感覚的に判断していると思いますが株式投資など経済的活動で利益を出すためには常に価格と価値を意識することが大切だと思います。

価格とは

価格とはなんでしょうか?

これは商品やサービスについた絶対価格(市場価格)でいいと思っています。もう少し詳しく市場価格として考えてみると・・・次の通りです。

市場価格とは、市場の競争によって需要と供給が釣り合う価格のこと。具体的には、商品やサービスが市場で売買される際の実際価格を表している。

価値とは

次に価値とは何だろうかということですが、これは個々人が商品・サービスを利用した際に得る満足という解釈でどうでしょうか。価値も経済価値という観点で調べてみると・・

われわれが生活していくうえでの必要や欲望を満たし、われわれに満足を与えるものは、いずれも価値あるものとされるが、その代表は商品であり、その場合の価値は経済的価値である。

価値と価格の違いの例

価値と価格の違いは難しく考えなくても、普段の生活で私たちは意識しています。

例えば、1本100円でスーパーの棚で販売されている「大根」があるとします。
棚にはたくさんの大根がありますが、この価格は全て100円で同一ですが、大根はサイズも大小ありますし、形の良し悪しや、色味もそれぞれ違います。

このとき人は「自分の価値判断」に基づき大根を選択して購入しています。

何が言いたいかというと、価格が同じでも価値は選ぶ人によってそれぞれ違うということです。

人は同じ価格ならば、より自分にとって価値の高いものを選択する。これが「価値と価格の違い」となります。

株式投資は価値と価格の違いを見抜くゲーム

株式投資においては色々な投資手法がありますが、基本的には企業の価格と価値の違いを見抜き市場価格のズレを利用して利益を上げるのがバリュー投資と呼ばれる投資の王道です。

もっと簡単にいえば、企業価値を算出した上で、その価格より割安な株価の企業へ投資をするという意味です。(企業価値の算出はここでは割愛します。)

企業価値を意識した株式投資の例(バリュー投資の考え方)

企業価値を算出すると株価1,000円の価値が見込まれる会社が株式市場全体の暴落によって、株価800円に下落。ただし、この会社の事業はすこぶる好調。

この会社の株式を800円で購入し、数年後に1,000円になった際に株式を売却し利益を得る。

素人投資家は何度も繰り返される株式投資ブームに乗って、価格と価値の違いを意識せずに
株価が上がりそう(株価の変動)という理由だけで投資をしたりします。

株式投資で成功するには

株価の変動だけをみて投資する方法はチャート戦略だと思いますが、一部の投資家を除き長期的な成功を収めるのは皆無だと思います。

なぎパパ
なぎパパ

絶対に成功できないとはいえませんが、ゲーム感覚で成功できる投資家は極めて稀。
ただ、歴史上では長短期間に資産を構築してしまう投資家は存在しますが、なぎパパはあくまで例外だと考えています。

株式投資で利益を得ようと思うならば、その企業が市場で提示されている以上の「価値があるのか」を考えて投資しなければならない。

世界一の伝説的な投資家ウォーレン・バフェットが実践している投資手法も、企業価値を理解した上で実施するバリュー投資です。

チャートを見てとか、株価がずーっと下がっていてそろそろ上がりそう、

ではなく企業価値を考えて投資していると本人が話しています。

まとめ:価格と価値の違い

株式投資まで話が広がりましたが、経済的な価格と価値の違いは何となく理解できたでしょうか?

価格が安いから価値が高いとか、価格が高いから価値が低いということではなく、

経済的な成功を手に入れるためには常に物・サービスの「価値」を把握した上で「価格」を支払うということを意識することが重要であるということ。

価格が安いからという理由で価値のないもの(必要のないもの)を購入してはいけないし、価格が高いからという理由で将来の必要な物やサービスへの投資をやめるというような発想になってはいけないというお金持ちの発想を理解して、資本主義を生き抜いていきましょう。

なぎパパ
なぎパパ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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