ジョンソン・エンド・ジョンソン、1Q決算は5%増収-16.9%減益
本日はジョンソン&ジョンソンの2022年1Q決算が発表になりましたので速報をブログネタとします。
ヘルスケア分野の巨人ジョンソン&ジョンソン。なぎパパも2005年あたりから約1000万円程度保有しているエクセレントカンパー。配当も毎年増額している配当王銘柄!コカコーラの次に長い付き合いの会社です。
四半期業績(1Q)
- 売上高:対前年同期5%増の234億ドル(予想236億ドルを0.8%下回る)
- 純利益:対前年同期16.9%減の51.5億ドル(予想の68.3億ドルを24.6%下回る)
- 1株当り利益:1.93ドル。前年同期の水準から0.39ドル減少(予想の水準を0.41ドル下回)
マネックス証券の決算フラッシュのデータでは、上記の通りアナリスト予想を下回るダメな決算内容。
しかし、アメリカでの情報を探ったところ1株利益については、調整後の1株利益で評価するようなので以下をアメリカ・モトリーフールの情報を引用追記します。
J&Jの調整後1株当たり利益(EPS)は3.1%増の2.67ドルとなりました。
モトリーフール:https://www.fool.com/investing/2022/04/19/why-johnson-johnson-stock-rose-today/?source=eptyholnk0000202
ウォール街予想は、調整後1株当たり利益は2.58ドルとされていましたが、これを上回るものでした。
決算のポイントとCEOコメント
売上高のポイント
- 医薬品売上高の6.3%増と医療機器売上高の5.9%増によるもの
- 世界的なサプライチェーンの混乱の影響を受けたコンシューマーヘルス部門の売上が1.5%減少
ホアキン・デュアト CEOコメント
「当社の第 1 四半期業績は、マクロ経済的な逆風にもかかわらず、全社的に堅調な業績を示しています」と述べました。
通期ガイダンスの引き下げ
通期売上ガイダンス:948〜958億ドル(前回予想の959〜969億ドルから減少)
調整後EPS:10.15ドルから10.35ドルのレンジに引き下げ(従来の10.40〜10.60ドル)
四半期現金配当を6.6%増の1.13ドルに増額
配当についてのホアキン・デュアト CEOコメント
「2021年の業績、強固な財務基盤、ジョンソン・エンド・ジョンソンの将来への自信を評価し、取締役会は60年連続となる四半期配当の増額を決議しました」
決算内容としては、売上は○、利益は❌だったので微妙かな〜という印象。
ただ調整後の1株利益は予想を超えたのでアフターで株価は3%程度上昇したようです。
J&Jは景気がいい時も悪い時も安定した業績を出せる長期投資銘柄。
配当を楽しみに長期保有しておけば資産形成ができると思いますので株価が安い時に積み立てるのは良い選択かも知れません。
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