2024年11月3週目の運用結果
11月も3週目が終了!個人的にはアルファベットへ向けた米国司法省の反トラスト法による解体の提案が非常に迷惑な1週となりましたw
株価が7ポイント近く下落しましたからね・・・
今週は、私のポートフォリオで比重の高いアルファベット(GOOGL)について大きなニュースがありました。米司法省から、反トラスト法に基づき、グーグルクロームブラウザの売却を求める提案が出されたのです。
アルファベットは当然この提案に対して法的に争うと予想され、すぐに収益に影響が出る可能性は低いと考えられます。しかし、株式市場は敏感に反応し、株価は大きく下落。私のポートフォリオにとっては痛手となりました。
現在の時価総額は、¥284,997,808。前週比で約63万円の増加となりました。
年初来では、+6,793万円(+31.3%)と年初来でぶっちぎりの成績となっているのでこのままトランプ旋風で突き抜けて欲しいなと考えています。
米国主要インデックスとの比較
- S&P 500:5,969.34(+1.62%)
- ダウ平均:44,296.51(+1.99%)
- ナスダック:19,003.65(+1.53%)
- ジャジーKファンド:¥284,997,808(+0.2%)
私のポートフォリオは、米国3指標と比べて大幅に出遅れています。これはGoogleの株価が7%下落した影響が大きいのですが、同社は市場での強い独占的地位を持っているため、年末までの株価回復に期待したいところです。
11・12月は米国株式市場において季節的な上昇傾向(アノマリー)が見られる月です。
株式市場では予期せぬマイナス要因は付き物ですが、私は長期投資家としてのスタンスを維持し、独占・寡占企業への投資を通じて着実な資産形成を目指していきます。
また、11月20日にはNVIDIAが決算を発表しました。現在の事業規模でありながら、売上高が前年同期比で2倍近い伸びを記録したことには驚きを隠せません。
AIブームを背景に、株価は売上高の30倍以上という高水準にあり、これまでは割高と考えていました。しかし、今後も社会に大きな変革をもたらす可能性を考えると、その評価を見直す必要があるかもしれません。
気になる指標データまとめ
S&P500 PER | 30.52 ※上昇 |
GOLD | 2,718.20 |
US Inflation Rate | 2.44% ※横ばい |
米国10年債金利 | 4.41% ※減少 |
原油価格 | 71.18 ※上昇 |
VIX指数 | 15.24 ※下落 |
ドル円為替レート | 154.77 ※上昇 |
CNN Fear & Greed Index | 61 ※ Greed |
S&P500は引き続き強い動きを見せています。
私は現在の水準を割高と考えていますが、市場は堅調さを保ち続けています。最近、ウォーレン・バフェット氏が米国債券を購入しているというニュースを目にしましたが、これは私の市場観が必ずしも的外れではないことを示唆しているのかもしれません。
とはいえ、これまでの投資経験から、企業業績が成長を続けている局面では、割高な株価水準でも更なる上昇が続くケースを数多く見てきました。そのため、慎重な姿勢は保ちつつも、積立投資は継続し、株価上昇の恩恵を享受していきたいと考えています。
個別銘柄については、今後の金利低下局面を見据えています。現在売られている銘柄の中から、しっかりと分析を行い、割安との確信が持てる銘柄については、新規購入を検討してもよい時期に差し掛かっているのではないでしょうか。(アファームやオスカーヘルスは気になっています)
今後の展望と投資戦略
「割高だ」といいながらも、昨夜はNVIDIAとNovo Nordiskを1株ずつ購入しました。素晴らしい決算内容を踏まえ、市場での独占的地位を持つ企業への投資は継続する方針です。
この判断の背景には、過去のGoogle(現Alphabet)への投資経験があります。PEが50倍という高水準時でも継続的に投資を行った結果、10年という長期スパンで見れば驚異的なリターンをもたらしてくれました。
株式投資に絶対の正解はありません。
しかし、自分自身の投資哲学に基づいて判断を下し、その結果も自分で受け入れながら着実な資産形成を目指していく—これが私の投資スタンスです。“Just Keep Buying”(継続的な投資)こそが、投資家として取るべき王道なのだと考えています。
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