2024年11月1週目の運用結果
早いもので11月へと突入!今年も後2ヶ月をきりました
大統領選挙も近づいており株式市場もここまでは好調でしたが今後の推移がとても気になります
先週はGAFAMの決算も続々と発表されていますが総じていい感じじゃないかと思います。保有銘柄では予想を下回るケースはあまりなく、今のところ安心して保有できています。
前回も書きましたが「成長する企業の価値は、必ず株価に反映される」この投資哲学があるので前年を下回るようなケースや構造的に成長ができないようなケースを除いては長期投資および買い増しを続けていきたいと思います。
と、毎週同じようなことを自分に言い聞かせるように記載していますがそんな時価総額はというと・・
¥277,113,158となり、前週から約70万円の増加となりました!
年初来では、+6,004万円(+27.7%)と前年に引き続き、とても好調な結果となっています。
米国主要インデックスとの比較
- S&P 500:5,728.80(-0.85%)
- ダウ平均:42,052.19(-0.50%)
- ナスダック:18,239.92(-2.19%)
- ジャジーKファンド:¥277,113,158(+0.3%)
ポートフォリオの主要銘柄であるGoogleの第1四半期決算が市場予想を上回る好結果となり、株価は上昇。この結果、私のポートフォリオは主要3指数を上回るパフォーマンスとなっています。
懸念材料として注目されていたAppleは、中国市場での苦戦があったものの、市場予想を上回る決算を発表し、株価の大幅な下落を回避しました。
一方、Metaは広告収入の回復と経費削減効果により好決算を発表したものの、今後のAI関連投資をさらに積極化する方針を示したことで、将来の収益性への懸念から株価は-2%と軟調な展開となっています。
大手テック企業の決算発表で印象的だったのは、各CEOが一様にAI投資の加速を表明している点です。特にNVIDIAのGPUへの投資が中心となっており、このAI関連投資の積極姿勢が、事業拡大の期待と収益性への懸念という、相反する市場評価を生んでいます。
気になる指標データまとめ
S&P500のPER | 29.22 ※下落 |
GOLD | 2,745.90 |
US Inflation Rate | 2.44% ※横ばい |
米国10年債金利 | 4.36% ※上昇 |
原油価格 | 69.33 ※下落 |
VIX指数 | 21.88 ※上昇 |
ドル円為替レート | 152.95 ※上昇 |
CNN Fear & Greed Index | 49 ※ Neutral |
各指標を調べるなかで、現在の市場動向には注目すべき3つのポイントが見られます。
第一に、S&P500の評価についてです。
企業決算を反映してEPS(1株当たり利益)は上昇していますが、PER(株価収益率)は低下傾向にあります。とはいえ、過去20年間のデータと比較すると、現在のPERは依然として割高な水準にあることは否めません。
第二に、最も懸念されるのは米国10年債金利の動向です。
先月の3%台から4.36%へと急上昇しています。この背景には、来る大統領選でのトランプ氏の当選可能性と、それに伴う財政政策への市場の織り込みがあるかもしれません。ただし、このような金利上昇は株式市場にとってネガティブな要因となり得ます。
第三に、為替市場では、この金利上昇を受けて円安ドル高が進行しています。
日本の金融政策が依然として低金利を維持している状況下では、日米金利差の拡大により、さらなる円安圧力がかかる可能性があります。
このように、金利・株価・為替の相互関係が、現在の市場環境における重要なリスク要因となっているようです。
今後の展望と投資戦略
現時点での投資アプローチは、米国大統領選の結果を見極めるまで慎重なスタンスを維持する方針です。トランプ氏優勢との報道はありますが、実際の投票結果が確定するまでは大規模な投資判断を控えめにする考えです。
しかし、長期的な成長が期待できる注目銘柄への投資は継続します
- Airbnb (ABNB): シェアリングエコノミーの主要プレイヤー
- Oscar Health (OSCR): 革新的なヘルスケアテック企業
- Novo Nordisk (NVO): 糖尿病治療のグローバルリーダー
- Nu Holdings (NU): 南米市場を席巻するフィンテック企業
これらの銘柄については、市場の短期的な変動に左右されることなく、ドルコスト平均法を用いて着実な投資を継続していきます。
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