コカ・コーラ(KO)2024年第3四半期決算

保有銘柄決算データ

コカ・コーラ(KO)2024年第3四半期決算

なぎパパ
なぎパパ

昨日コカ・コーラの3Q決算がありましたので簡単にまとめておきます
AIもあるのでこの手の作業が楽になりますね!
結論からいうとKOは、新ブランドも成長しているようだし、私はまだまだ保有できそうです

業績サマリー

主要財務指標

・売上:119億ドル(前年同期比-1%
 - オーガニック成長:+9%(価格/ミックス改善による)
 - 為替影響:-10%

・営業利益
– 報告ベース:前年同期比-23%
– 比較ベース:+14%(為替影響除く)

・EPS
– 報告ベース:$0.66(前年同期比-7%
– 調整後:$0.77(前年同期比+5%

製品ポートフォリオ

・スパークリング飲料
 - グローバルシェア:維持
 - 価格戦略の最適化による収益性改善

・ノンスパークリング
 - Poweradeの市場拡大(特にアジア太平洋地域)
 - Fuze Teaのシェア拡大(欧州市場)

地域別パフォーマンス

北米:オーガニック成長+5%

欧州:オーガニック成長+11%

アジア太平洋:オーガニック成長+8%

新興国市場:オーガニック成長+12%

ジャジーK
ジャジーK

各エリアでの成長は堅調ということは、製品単価が下がっているので売上が-1%なのかな?

戦略的施策

デジタルトランスフォーメーション

NVIDIA提携による生成AI活用のテスト開始

 - マーケティング効率の向上
 - 需要予測精度の改善
 - サプライチェーン最適化

収益性改善施策

 - 価格戦略の最適化
 - SKU合理化の継続
 - 運営効率の向上

リスク要因

短期的リスク

 - 原材料価格の上昇圧力
 - 新興国市場での為替変動
 - 競争環境の激化

構造的リスク

 -健康志向の高まりによる消費者選好の変化
 - 環境規制の強化
 - パッケージング関連のコスト上昇

ジャジーK
ジャジーK

健康志向の高まりというのは、砂糖の入ったスパークリング飲料が減少を意味しているのかもしれませんね。ただ今更始まった問題でもないのでうまく対処してほしいものです。

2024年度見通し

通期ガイダンス

 - オーガニック収益成長率:約10%
 - フリーキャッシュフロー:約102億ドル(IRS関連影響除く)
 - 設備投資:約15億ドル

重点施策

 - デジタル投資の継続
 - 新興国市場でのシェア拡大
 - サステナビリティ目標の達成

コカコーラの投資判断のポイント

強み

 - ブランド力とグローバルな販売網
 - 価格決定力の維持
 - 堅固なバランスシート

ジャジーK
ジャジーK

健康志向の高まりというのは、砂糖の入ったスパークリング飲料が減少を意味しているのかもしれませんね。

そもそもコカ・コーラの強みを少し補填しておくと世界最高峰のブランド力と200以上の国・地域をカバーする販売網にあります。

130年以上の歴史で築いた消費者からの信頼を基に、高い価格決定力を維持し、ボトラーシステムを活用した効率的な製造・物流体制を確立しています。

コアのコーラ製品に加え、水やスポーツドリンクなど幅広い製品展開で市場の変化に対応し、安定的な利益率とキャッシュフローを実現。

この強固な事業基盤が、持続的な成長を支えていると考えられます!
世界での競合はペプシぐらいなのも競合が少ないのでいいですね。

課題

 - 為替エクスポージャーの管理(ドル高になった場合に売上が目減りする)
 - 価格決定力の維持
 - 堅固なバランスシート

アナリスト評価

  • PERは業界平均を上回るものの、ブランド価値と市場シェアを考慮すれば妥当な水準
  • 配当利回りは約3%と安定的
  • フリーキャッシュフロー創出力は依然として強固

まとめ

ジャジーK
ジャジーK

収益性とキャッシュフロー創出力は引き続き堅調であり、戦略的なデジタル投資と新興国市場での成長機会を考慮すると、長期的な成長ストーリーは維持されているといえそうですね。

短期的な為替やコスト圧力は要注視だが、ブランド力と価格決定力を背景に、安定的なリターンが期待できる銘柄として評価できる。

バフェットが永遠に保有するというのも大袈裟ではないですね!もう設立から100年以上も経過しているのにもかかわらず成長しているという・・・

私も1700株程度保有していますが下落したら購入を検討してもいい銘柄です。配当もジワリジワリと向上しています。

コメント

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