2024年8月3週目の運用結果
米国株市場ではCPIが減少し、利下げ期待から米国株市場は上昇
なんだか久々に上昇したな〜と言う感じで少し安心しているジャジーKです
暑さで投資に対するモチベーションが下がったと思っていましたが、久々に新規銘柄へ少額投資をじっししました。1つはXLF(バークシャーやJPモルガンなどファイナンス業界への投資ETF)、もう1つは個別銘柄ノボ・ノルディスクになります。
ノボ・ノルディスクはデンマークなので国際分散をしたいという目的があり、ASMLなどのようにヨーロッパ銘柄を増やしたということです。
さて、そんなお盆真っ最中の時価総額は・・
¥259,592,255となり、前週から約751万円の増加となりました!1ヶ月ぶりの資産増加ですね
年初からの資産は、+4,200万円(119%)となんと好調を維持しています。次に米国株指標を調べて市場の状況を確認しましょう。
米国主要インデックスとの比較
- S&P 500:5,554.25(+3.78%)
- ダウ平均:40,659.76(+2.79%)
- ナスダック:17,631.72(+4.99%)
- ジャジーKファンド:¥259,592,255(+3.0%)
先週、米国の主要3指標は2週連続で上昇し、特筆すべきは全指標が週間で2%以上の上昇を記録したことです。これは市場全体の強い上昇トレンドを示しています。
しかし、個人投資家の立場から見ると、必ずしもインデックスに追随できるわけではありません。私のファンドは、残念ながらS&P500やNASDAQに大きく後れを取る結果となりました。グーグルの親会社アルファベットが司法省に解体の可能性がニュースで報じられて下落したのが大きいかなと考えています。
市場の上昇を牽引した主要因として、最新のCPI(消費者物価指数)データが挙げられます。発表された数値が市場予想を下回り、インフレ率の低下傾向が確認されました。これにより、FRB(連邦準備制度理事会)が9月の会合で4年半ぶりの利下げに踏み切る可能性が高まったと市場は好感しています。
気になる指標データまとめ
S&P500のPER | 29.02 ※上昇 |
US Inflation Rate | 2.97% ※変わらず |
米国10年債金利 | 3.89% ※下落 |
原油価格 | 76.60 ※下落 |
VIX指数 | 14.80 ※下落 |
ドル円為替レート | 147.66 ※上昇 |
CNN Fear & Greed Index | 35 ※ fear |
最近の米国市場を見ると、CPIが予想を下回ったことで投資家の間で金利引き下げへの期待が高まっています。これに伴い株価上昇も予想されますが、PER(株価収益率)から判断すると、現在の市場はやや割高な状態にあることは否定できません。
一方で、米国10年債の金利は4%台を割り込み、3.89%まで下落しています。
これは債券投資家が10年物国債を積極的に購入しているということを示しており、長期的な景気悪化を織り込み始めているのではと考えられます。
このように、株式市場では短期的な上昇期待がある一方で、債券市場では長期的な景気懸念が見られます。投資家としては、これらの相反する市場シグナルをバランス良く解釈し、慎重に投資判断を行う必要があるでしょう。
今後は、FRBの金融政策決定や各種経済指標の推移、そして企業業績の動向に注目しながら、市場の変化に柔軟に対応していくことが重要です。
今後の投資戦略
私の投資戦略は、主に独占・寡占企業に焦点を当てています。
これらの企業は市場で強い競争力を持ち、長期的な成長が期待できると考えているからです。
個別株の選択は慎重に行い、時間をかけて分散購入する方針を取っています。これにより、市場の変動リスクを軽減し、平均取得単価の最適化を図っています。最近の投資例として、ノボノルディスクを新規に購入しました。この決定には3つの理由があります。
- デンマークの企業であり、地理的な分散投資に貢献する
- 糖尿病関連製品で強い市場地位を確立している
- 肥満治療薬市場で今後イーライリリーとの寡占状態が期待できる
ただし、現在の株価がやや割高だと認識しているため、1年程度かけて徐々に買い増しを行う予定です。この間の株価変動を見極めながら、適切なタイミングで投資を進めていきたいと考えています。
株価自体は長期的に上昇していくと思いますがまだまだ気を緩められないなと最近思っています。それは割高だよな〜と考えているためです。
それでは、また!
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