Adobeの2023年決算レビュー
私の主力銘柄でもあるAdobe(アドビ)の決算がありましたのでIRのポイントをまとめます
今後もまだまだ長期保有したい銘柄の1つです
Adobe、2023年度に大幅な収益成長を達成
Adobeが2023年度に達成した驚異の194.1億ドル($19.41 billion)の収益は、同社のビジネス戦略の成功を示しています。
17%の年間EPS(1株当たり利益)成長という数字は、市場での同社の強固な地位と、クリエイティブ・クラウド、ドキュメント・クラウド、エクスペリエンス・クラウドなどの主要セグメントからの持続的な貢献を反映しています。
AdobeのCEO、Shantanu Narayen氏は、同社の戦略、業界リーダーシップ、革新性、才能あるチーム、そして広範な顧客基盤が今後の成長の基盤となると強調しています。
毎月収益が上昇していますのでアナリスト予想を越えられなくとも私は気にせず保有しますね!
2023年度の事業セグメントの成績
Adobeの事業セグメントごとの業績についてもリリースがありましたので以下にその内容を示します。
- デジタル メディアセグメント: 142.2億ドルの収益で前年比11%の成長
- クリエイティブ クラウド: 115.2億ドルで、前年比10%の成長
- ドキュメントクラウド: 27.0億ドルの収益で、前年比13%の成長
- デジタル エクスペリエンス: 48.9億ドルの収益で前年比11%の成長
特にデジタルメディアセグメントの強力な成長が目立っています。いまだにクリエイティブクラウドが継続的に成長しており、クリエイティブツールのSaaSとしては独占企業だと私は認識しているので多少のことでは売却する必要はないと考えています。
2024年度の財務目標と市場への影響
Adobeは2024会計年度の目標を設定し、現在のマクロ経済状況と為替レートの変動を考慮した第1四半期の見通しを提供しています。
特に、外国為替レートの変動がAdobeのデジタルメディアARR(年間繰り返し収益)の総残高に1億6000万ドルの上方修正をもたらしています。これは、Adobeがグローバル市場の動向に敏感であり、柔軟に対応していることを示しています。
投資家の期待が高まっており、決算後に株価は下落していますが事業の中身を把握するとエクセレントカンパニーだなと感じます
総括:Adobeの将来性とチャレンジ
Adobeの2023会計年度の成績は、デジタルメディア、クリエイティブソリューション、ドキュメント管理の分野での同社の強力な市場地位を示しています。
また、総収益の大幅な成長は、Adobeが多角化されたビジネスポートフォリオを持ち、多様な収益源に依存していることを示唆しています。
Adobeの今後の成長には、市場の変動への柔軟な対応と継続的なイノベーションが鍵となるでしょう。
※この部分は今後生成AIがその期待を担うと考えています。
投資家としては、Adobeがどのように市場の挑戦に応え、新しい技術とトレンドを取り入れていくかを注視することが重要です。Adobeの将来の動向は、デジタルメディアとクリエイティブ産業の未来を形作る重要な要素となるでしょう。
個人的には毎月サブスクリプション収益もコツコツと増えているし、AIの活用に関してもソフトウェア業界は取り込みやすいので事業自体は鉄壁じゃないかと思っています。
ともかく株価の下落はチャンスと認識して下落時は購入できるピカピカの銘柄ですね
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