VISA決算(2023年度第4四半期)
ポートフォリオの上位保有銘柄のVISAの決算発表がありました!
結論から言うと、安定の決算内容でまだまだ保有できそうです
インフレを考慮すると成長は今ひとつなのかもしれませんがw
通期業績は増収増益
売上高:対前期11.4%増の327億ドル
純利益:対前期15.5%増の173億ドル
1株当り利益:8.29ドル。前期の水準から1.28ドル増加
この規模の会社でも増益率が前年対比115%と2桁で成長しているのは非常に心強いです。私はVISAとマスターカードを長期間保有していますがこの勢いがなかなか衰えないので安心して保有できます。
株価指標
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時価総額 | 477.60B |
株価収益率 | 30.3 |
Forward P/E | 20.94 |
PEG | 2.13 |
配当利回り | 0.86% |
ROA | 18.60% |
ROE | 43.62% |
株価収益率は30倍程度なので比較的高いですがまだまだ将来に向け安定的に成長できると考えるなら妥当な金額かもしれません。PEGも1.5以上なので割高という評価かもしれません。
ROE・ROEは非常に高いため、収益性が非常に・非常に高い事業だと言えますね!このような会社を長期で保有すると資産が増えていくと私は考えており気がつけば6年ぐらいは保有していると思います。
株主還元
2023年度全体では、株式買い戻しは123.62億ドル、配当は37.51億ドルだったようです。さらに半期ごとの現金配当を16%増加させて1株あたり$0.520とし、新たに250億ドルの複数年にわたる株式買い戻しプログラムを承認。
儲かっている会社は株主への還元も厚いです。自社株買いだけで123億ドルは本当に驚きですね〜。日本円では約1.8兆円なのでニトリホールディングスが丸ごと買収できる金額を株主に還元しているということになります(すごい!)
CEOコメント抜粋
Ryan McInerney, Visa Inc.のCEOは次のようにコメントしています:
我々は強固な第4四半期の業績で会計年度を終えました。
純収益は11%増、GAAPに基づくEPSは22%増でした。今年を通じて、我々は消費者の支出の回復力、2019年に対する国境を越える旅行支出の継続的な回復、および新しいフローと付加価値サービスのビジネスの継続的な成長を見てきました。
新しい会計年度に入るにあたり、私は地政学的および経済的な不確実性を背景にしても、我々の能力を信頼しています。前途には莫大な機会があり、私はVisaの支払いの未来における役割についてこれまで以上に楽観的です。
自身に満ち溢れたコメントであり、今後の将来についても楽観的なのは株主としても安心です。
ということで、VISAの決算速報でした・・・本日夜は1株購入して応援しますかねw
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