持株の重要決算が続々と・・その3

保有銘柄決算データ

持株の重要決算が続々と・・その3

アップルとマスターカードの決算のポイントをIR資料や各サイトから情報を入手したのでこちらにまとめておきます。アップル・マスターカードは比較的良かったと思います。

アップル(AAPL)

売上高:前年同期比8.1%増の 901.5 億ドル(市場予想は 886.4 億ドル)

  • 製品部門:前年同期比 9%増の 709.6 億ドル(市場予想は 690.4 億ドル)
  • iphone 部門:前年同期比 9.7%増の 426.3 億ドル(市場予想は 426.7 億ドル)
  • Mac 部門:前年同期比 25%増の 115.1 億ドル(市場予想は 92.5 億ドル)
  • ipad 部門:前年同期比 13%減の 71.7 億ドル(市場予想は 78.1 億ドル)
  • サービス部門:前年同期比 5%増の 191.9 億ドル(市場予想は 199.7 億ドル)
  • ウェアラブル・ホーム・アクセサリー部門:前年同期比 9.8%増の 96.5 億ドル(市場予想は 88 億ドル)

純利益:前年同期比 0.8%増の 207.21 億ドル

1 株あたり利益(一部項目を除く):1.29 ドル(市場予想は 1.26 ドル)
※過去最高の四半期EPS

なぎパパ
なぎパパ

iphoneとサービス部門の売り上げは予想を未達だったのですね
1株あたりの利益が四半期最高だったのは純利益の伸び率から考えると自社株買いが大きく寄与していたのかな〜と思います。

アップルは株主還元に積極的な会社なので長期保有には適していると考えています!

アップルIRの気になるトピック

CFOのコメントに記載のある情報でいかが気になるトピックでした。いい事しか言ってないのが気になりますが株主還元は本当に世界一のレベル感ですね。
※アップルの自社株買いは2021年データでは世界一

  • 240億ドル以上の営業キャッシュフロー
  • 290億ドル以上を株主に還元
  • アクティブインストールベースは過去最高を更新

アップル経営陣のコメント

AppleのCEOであるティム・クックは以下のコメントをIRに記載しています

今期の業績には、Appleのお客様に対するコミットメント、イノベーションの追求、そして世界をより良くするための取り組みが反映されています。

これまでで最もパワフルなラインアップを携えてホリデーシーズンを迎えるにあたり、私たちは自らの行動と意思決定のすべてにおいて、自らの価値観をもってリードしていきます。
私たちは、環境の保護、ユーザのプライバシーの保護、アクセシビリティの強化、そして人類の創造的な可能性を最大限に引き出す製品とサービスの創造に深くコミットしています。

ティム・クックceoコメント

AppleのCFOであるルカ・マエストリは以下のコメント

9月期の記録的な業績は、マクロ経済が困難で不安定な状況にもかかわらず、効果的に業務を遂行する当社の能力を引き続き示すものです。

長期的な成長計画への投資を継続し、240億ドル以上の営業キャッシュフローを生み出し、290億ドル以上を株主に還元しました。

当社のエコシステムの強さ、比類なき顧客ロイヤルティ、記録的な売上により、当社のデバイスのアクティブインストールベースは過去最高を更新しました。

この四半期は、売上高が前年同期比で280億ドル以上増加し、営業キャッシュフローが180億ドル増加したことで、Appleにとって再び記録的な1年となりました。

ルカ・マエストリ
なぎパパ
なぎパパ

売上高と営業キャッシュフローの伸びが凄すぎる!
ベンチャー企業でここまでの決算を出せる会社がどれだけあるのか〜、そして1年間では絶対不可能じゃ無いかと思える数字感ですね

マスターカード(MA)

さて、主力銘柄のマスターカードの3Q決算はリスト形式にまとめましょ

  • 純売上高は58億ドル、15%増加、為替レート変動なしベースでは23%増加。
  • 純利益は25億ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は2.58ドル
  • 調整後当期純利益は26億ドル、調整後希薄化後EPSは2.68ドル
  • 現地通貨建て売上総額は11%増、購入額は15%増

マスターカードIRの気になるトピック

  • 2022年3月にロシアでの事業を停止
  • 個人消費は引き続き弾力的で、国境を越えた旅行も回復を続けている
  • 売上高は11%増加し、2兆1,000億ドル
  • クロスボーダー取引高は現地通貨建てで44%増加(かなりの規模)、交換取引は9%増加
  • 四半期では16億ドルの費用で 470 万株を買い戻し、4億7,400万ドルの配当金を支払い
  • 10月24日までの四半期累計では、170 万株の買戻し
  • 9/30までに、1830万株を63億ドル自社株買い、14億ドルの配当金を支払い
  • 30億枚のMastercardおよびMaestro-ブランドカードを発行
なぎパパ
なぎパパ

累計枚数で30億枚も発行してるとは恐れ入りました!このプラットフォームはVISAと共になかなか崩れなさそうです

自社株買いも積極的ですので株主を重視する会社ですね

マスターリーグ経営陣のコメント

マスターカードのマイケル・ミーバッハCEOコメント

今期も力強い収益と利益の伸びを達成することができ、当社の戦略の重点的な実行を反映することができました。

当社の戦略の重点的な実行を反映し、今期も力強い収益と利益の伸びを達成しました。インフレの高まりやその他のマクロ経済、地政学的な影響については、引き続き注視していきます。
当社の多様なビジネスモデルと経費節減の能力により、当社は以下のような局面を乗り越えることができます。

マイケル・ミーバッハCEO
なぎパパ
なぎパパ

マスターカードとVISAは世界でも最も成功したプラットフォームの1つだと考えています。ブロック(SQ)やアファーム(AFRM)などフィンテック系のチャレンジャーも生まれているので今後決算などは要注意ですね

ただ、この手のベンチャーと手を組んで事業をうまく進めてくれるといいなと思います。

アップルとマスターカードについては正直盤石じゃないかと考えています!両銘柄とも2022年は売り込まれていますが決算後は買い戻されているので今後も金利引き下げ時には株価上昇すると思いますので今から楽しみです!

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