持株の重要決算が続々と・・その１
自分の持ち銘柄の決算報告が続々と始まっているのでポイントをまずは簡単にまとめています。金利上昇やドル高で銘柄により違いはありますが・・・
コカコーラ（KO）
全世界のユニットケース数量は4％増加
純売上高は10％増
有機的収入（非GAAPベース）は16％増
営業利益は7％増。
比較通貨ベースの営業利益（Non-GAAPベース）は18%増
営業利益率は27.9%（前年度28.9%）
比較可能営業利益率(Non-GAAP)は前年度30.0%に対し29.5%。
EPSは14%増の0.65ドル、比較可能ベースEPS（非GAAP基準）は7%増の0.69ドル
コカコーラはインフレにも強くCEOも自信のあるコメントをしていました！
アルファベット（GOOL）
2022年7～9月期決算
売上高が前年同期比6%増の690億9200万ドル（約10兆2300億円）
増加率は過去9四半期で最低となり、市場予想を下回った
純利益は前年同期比27%減の139億1000万ドル
1株利益は1.06ドル（前年同期は1.40ドル）
アルファベットのルース・ポラット最高財務責任者（CFO）は25日の決算説明会で、
「7～9月期の業績はドル高の逆風が強まっていることを反映しており、
これまでの状況から判断すると10～12月期に為替の影響はさらに大きくなる」
スンダー・ピチャイ最高経営責任者（CEO）は5月の日本経済新聞などのインタビューで
「景気（悪化）の影響はテクノロジー業界にも及ぶ」と指摘し、ここ数カ月は採用の抑制や
不採算事業の縮小といったコスト削減策を講じてきた。10月初めには全社に業務を20%効率化
することを指示したと明らかにしている。
四半期で売上１０兆円越えはすごいのですが、広告費収入が伸び悩む結果に。ただグーグルは独占事業なので現状は厳しいですが5年後には再び成長していることを信じたいですね
マイクロソフト（MSFT）
第一四半期の決算
売上高･･･前年同期比 11%増の 501.2 億ドル(市場予想は 495.6 億ドル）
営業利益…前年同期比 6%増の 215.2 億ドル（市場予想は 212.9 億ドル）
純利益…前年同期比 4％増の 175.7 億ドル(市場予想は 172.4 億ドル)
１株当たり利益（特別項目を除く）･･･2.35 ドル（市場予想は 2.29 ドル）
売上高、調整済み EPS がともに予想を上回った。ただし、売上高が前年同期比 11%増と、伸び率は過去 5 年間で最も低い水準
クラウドコンピューティング基盤「Azure（アジュール）」などの売上高が前年同期比で 35%増
リンクトインの売上高は 17%増
予想を超える決算ではありますが、ガイダンスが弱いので株価は下落していますね。
ただ、マイクロソフトもグーグル同様に独占・寡占事業なので安値を購入するのは非常にチャンスかなと考えています。
ビザ（V）
第3・四半期決算は、実質利益が市場予想を上回った。
決済処理額が大幅に増加（処理件数は１２％増加）
純売上高は19％増の77億9000万ドル
第3・四半期の純利益は前年同期の36億ドルから39億ドルに拡大
1株利益は1.93ドル
VISAは市場予想を上回る素晴らしい決算！コロナで心配された旅行も復調し、再び成長軌道に戻っている気がします。マスターカードも含めて非常に期待できると思います
今週はGAFAMという重要な決算が続きますが、業績が悪ければ金利は下がる傾向も見えてくるので、良すぎる決算よりは悪い決算の方がいいのかな〜と思ったりもします。
さてどうなることやら・・・
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