スタートアップの10ルール@ピーターティール

投資のヒント

スタートアップの10ルール

こんにちは、なぎパパです。本日はバフェットやピーターリンチと並んで尊敬する投資家ピーターティールの書籍にあるスタートアップのルールについてまとめておきたいと思います。

IPOしたてのスタートアップへの投資を考える際のヒントにもなるかも知れませんので学んでいきましょう!

まずはピーターティールが考えるスタートアップの定義について理解しましょう。

ピーターティールの考える成功するスタートアップの鍵

ピーターティールは、素晴らしい企業は常にその背景に「秘密」があると考えている。ページランクのアルゴリズムを公開していないGoogleレシピを極秘としているコカコーラは、秘密が隠されている大企業のいい事例

なぎパパ
なぎパパ

公開企業であっても究極の営業秘密が鍵となるんですね〜

ピーターティールによれば成功するスタートアップの鍵として以下3つを挙げています

  • 唯一無二であること
  • 秘密
  • デジタル市場で独占的なポジションを確保していること

アメリカの上場企業ではパッと思いつくのはGAFAでしょうか。

Google・Amazon・Facebook・Appleはそれぞれ唯一無二であり、秘密も膨大にありそうですし、デジタル市場でも各会社が独占的jなポジションを確保していると考えられますね。

さて、成功するルールについて理解したところで書籍にもある10のルールを見てみましょう。

1:きみは人生の起業家である

自分の人生に優先順位をつけるのは君だ。自分の人生をどうやって始めるのかという根本的な決定を下す自由は、君の手の中にある。

なぎパパ
なぎパパ

1つ目のルールは少し意味不明ですね・・・

2:1つのことを、他の人を寄せ付けないほどうまくやろう

スタートアップで最も重要なのは、テクノロジーはグローバルなビジネスだという認識である。

本当に優れたテクノロジー企業には、世界中の他のどの企業より優れた力を発揮できる何らかの強みがある。そうしたポジションを手に入れなければならない。

3:君の人生と会社に、自分と結びつきのある人を的確に配置しよう。互いに補い合える相手と組もう

創業者と社員は互いに調和のとれた関係で同じ目標を追わなければならない。
創業者同士が長年の知り合いで、どんなビジネスモデルにするかとことん意見を出し合い、それぞれの得意分野で補完し合える能力があるのが好ましい。

4:独占を目指そう。競争からはさっさと身をひき、他者との競合を避けよう

創業者が独占を目指すべきとは、競合他社と明確に差別化ができ、競争に陥らない唯一無二の企業をつくるということ。資本主義と競争は同義語だと考えられているが、ティールにとって両者はむしろ水と油の関係にある。

なぎパパ
なぎパパ

ピーターティールもバフェットも投資すべき企業は、ある種の独占をしている企業であるという点では、見事に一致していますね。

しかも、両者ともアップル(AAPL)が現代では最も独占をしている企業だと考えている点でも一致しています。

5:フェイク起業家になるな

人生で何をしたいかと問われて、「起業家になりたい」と答えるようではダメ。「金持ちになりたい」「有名になりたい」と答えるのと同じで、そんなビジョンでは起業は失敗するとピーターティールは述べています。

投資家としてのティールは、これまでのどの企業も政府も取り組まず、解決しようと思わなかった重要課題に取り組んでいる企業と経営者を探すようにしている。

6:ステータスや評判だけを基準に評価するな。ステータスに惑わされて下した決定は長続きせず、価値がない

ティールはスタンフォード時代と法律事務所時代にこのことを実感した。当時を振り返るとティールは自分が本当にしたいことよりも、面目や規範を気にしていた。その教訓から「ステータスより中身を取れ」と言うのである。

7:競争は負け犬がするもの。まわりの人間を倒すことに夢中になってしまうと、もっと価値があるものを求める長期的な視野が失われてしまう

ティールは若い頃から競争を熟知していた。競争からは幸福感も充実感も得られなかった。彼はかたい友情と信頼関係を生かしてビジネスを展開した。また起業と投資に際しては、可能な限り競争を避け、他に例を見ないビジネスモデルに基づいて行動した。

8:トレンドは過大評価されがちだ。最新ホットトレンドに飛び付いてはいけない

ヘルスケアや教育関連のソフトウェアのようなトレンドは過大評価されているとティールは考える。ビッグデータ・クラウドといったバズワードもそうだ。

こうしたバズワードまみれの投資話を聞いたらさっさと逃げろと忠告する。

IT業界用語は、ポーカーのブラフと同じだ。耳障りのいい言葉で飾り立てている企業に碌なものは存在しないというのがティールの持論

なぎパパ
なぎパパ

2020年のIPOブームでもほとんどがクラウドやビッグデータ系のソフトウェア企業でしたね。現在は株価が高値から50%以上下落している会社がほとんどですが這い上がっていくハイパーグロース株はどの程度あるでしょうか・・耳が痛い

9:過去に執着するな。なぜ失敗したのかすばやく分析し、あとは前を見て方向を修正していこう

シリコンバレーでは人は失敗によって賢くなると言われている。だが、ティールによれば失敗は人間を酷く損なう。特に膨大なエネルギーを注いで新しいことに取り組んだのに、うまくいかなかった場合は、失敗からは新しいスタートアップを興す教訓を引き出すことはできない。

彼は失敗の原因として次の5つを挙げている。

  • 人選がまずかった
  • アイディアが悪かった
  • タイミングを誤った
  • 独占の可能性がなかった
  • 製品が狙ったように機能しなかった

10:成功に通じる秘密の道を探そう。その他大勢がすることを真似してはいけない

誰もが小さなドアから外に出ようとひしめきあっているが、きみのそばには誰も通らない秘密の近道があります。その近道を探し当てて、人より先に歩み出そう

スタートアップがすべきことは何だろう?

この問いに対してもティールは単純明快な方程式を提案している。

当たり前だと思っていたことを疑い、新しい視点で徹底的に考え直すこと

なぎパパ
なぎパパ

ペイパルマフィアたちは同じことをよく言っていますね。イーロンマスクなんかもピーターティールと同じく当たり前を疑えと言ってると記憶しています。

スタートアップにはとても大事な考え方かも知れないですね・・・

本日はスタートアップの10ルールということでブログを記載してみましたが、中にはルールなの?と思われるものもありましたがw

投資に関してはバフェットよりも短期間で莫大なリターンを生み出しているピーターティール。初期のフェイスブックやパランティアなどテクノロジー企業への投資で成功し、さらに複数のファンドを立ち上げている彼の考え方を投資に応用するのは、懸命なる投資家になる上で備えておいて損はないと思います。

頑張って資産形成をしていきましょ!


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