アマゾン (AMZN) 2022年1〜3月決算まとめ

四半期決算データ

アマゾン (AMZN) 2022年第1四半期決算ハイライト

なぎパパ
なぎパパ

こんにちは!なぎパパです。

誰もがご存じAmazonの決算が少し前にありました!なぎパパも長期投資している個別銘柄なので今回も決算をチェック

  • 1Q決算は7.3%増収、減益
  • 売上高:前年比7.3%増の1164億ドル(❌:1165億ドルを下回る)
  • 純利益:前年81.1億ドルから-38.4億ドル:予想の44.1億ドルを下回る)
  • 1株当り利益:-7.56ドル。前年から23.35ドル減少(:予想の15.91ドル下回る)
  • 7 年ぶりの最終赤字に転落
  • 売上高は 1-3 月期として最高を更新・伸び率は過去 10 年で最も低い水準
  • ネット通販事業の売上規模が 511 億 2900 万ドルと 3%減少
  • クラウドコンピューティング部門の売上高は 37%増の 184 億 4100 万ドルと堅調
  • プライム会員の年会費を 17%引上げでも会員数の拡大

色々なことが起きすぎていますが、Eコマースは減少・クラウド好調・サブスク好調。

ただし、人件費の高騰や輸送費用の高騰によりコスト増で最終赤字転落という感じでしょう。

Amazonの文化は課題をクリアしていく企業風土だと思いますので機械化や生産性の向上でこの危機を時間はかかると思いますが乗り越えてほしいです。

損益計算書

2022年1Q2021年1Q
売上高116,444108,518+7%
売上総利益
営業利益3,6698,865-59%
当期純利益-3,8448,107
1株利益(EPS)-7.5615.79
単位:百万ドル

キャッシュフロー計算書

2022年1Q2021年1Q
営業キャッシュフロー-2,7904,213
投資キャッシュフロー906-8,666
財務キャッシュフロー1,990-3,476
単位:百万ドル

営業キャッシュフローが赤字に転落。これはちょっと気になりますね

アマゾンCEOコメント

アマゾンCEO アンディ・ジャッシー

AWSは過去2年間で年間34%、第1四半期では前年同期比37%の成長を遂げており、企業がパンデミックを乗り切り、より多くのワークロードをクラウドに移行するために不可欠な存在となっています。

AWSは、企業がパンデミックを乗り切り、より多くのワークロードをクラウドに移行するために不可欠な存在となっています。

コンシューマー事業この2年間で年率23%の成長を遂げ、特に2020年には前年比39%という驚異的な成長を遂げ、そのためにフルフィルメントの規模を2倍にする必要がありました。

このため、アマゾンの創業から25年の間に構築したフルフィルメント・ネットワークの規模を、わずか24ヶ月で2倍に拡大する必要がありました。

今日、私たちは物理的なキャパシティやスタッフのキャパシティを追い求めることなく、フルフィルメント・ネットワーク全体の生産性とコスト効率の向上に真正面から取り組んでいます

私たちはその方法を知っていますし、これまでもそうしてきました。しかし、これには時間がかかるかもしれません。

しかし、配送をはじめとする顧客体験の多くの側面で、心強い進展が見られます

また、配送スピードのパフォーマンスなど、多くの顧客体験の側面で心強い進展が見られます。

amazon ir資料
なぎパパ
なぎパパ

フルフィルの仕組み自体を見直す動きをAmazonはしているようですね!

アマゾン (AMZN) 2022年1Q感想

コロナ禍で絶好調だったAmazonですが2022年1Qは苦しいスタート。EVのリヴィアン株式評価損が76億ドル近くあったことは仕方ないですが、その影響を除外しても損益は赤字じゃないかと思います

クラウド部門やサブスク部門は好調なのでEC部分のコスト増をAIなど自動化・ローコスト化して乗り切ってほしいと切に願います。


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