メタ・プラットフォーム (FB) 2022年第1四半期決算ポイント
こんにちは!なぎパパです。
なぎパパの保有銘柄であるメタ・プラットフォーム (FB) 1〜3月の第1四半期の決算情報を確認!
前回は増収減益・アナリスト予想をミスしたお陰で株価は大暴落と散々でしたが・・
メタ・プラットフォームのポイントは以下の通り
- 1Q決算:6.6%増収・-21.4%減益
- 売上高:対前年同期6.6%増の279億ドル(❌:予想の283億ドルを1.3%下回る)
- 純利益:対前年同期21.4%減の74.7億ドル(⭕️:予想の71.7億ドルを4.2%上回る)
- 1株当り利益:対前年同期から0.58ドル減少(⭕️:予想の水準を0.16ドル上回る)
- アクティブユーザー数は月間・日間ともに前年越え
- 自社株買い – 2022 年第 1 四半期にクラス A 普通株式 93.9 億ドルを買い戻し
アクティブユーザー数の増加を受けてアフターマーケットで株価は約18%増加しました。PERで10倍台と破格の安さじゃないかと思っています。
損益計算書
2022年1Q | 2021年1Q | ||
売上高 | 27,908 | 26,171 | +7% |
売上総利益 | |||
営業利益 | 8,524 | 11,378 | -25% |
当期純利益 | 7,465 | 9,497 | -28% |
1株利益(EPS) | 2.72 | 3.30 | -18% |
ここに記載していないのですが、営業利益率は31%と前年40%台からダウンしているのが気になります。メタバースへの先行投資だと思いますが・・・
KPIなどその他参考データ
- 日間アプリ利用者(DAP):2022年3月の平均でDAPは28.7億人(+6%増)
- 月間アプリ利用者(MAP):2022年3月31日時点のMAPは36.4億人(+6%増)
- Facebook日間 利用者(DAU):DAUは2022年3月平均で19.6億人(+4%増)
- Facebook月間 利用者(MAU):2022年3月31日時点のMAUは29.4億(+4%増)
- 広告インプレッション数:アプリ群の広告インプレッションは前年同期比15%増加
- 広告単価:広告単価は前年同期比で8%減少
メタの保有するアプリ(Facebook,Instagram,WhatsAppなど)の利用者は36.4億人!まだ成長しているんですね。
広告のインプレッションはメタでコントロールできるとは思いますが2桁増なので、アプリファミリーだけでも売上成長できるのかもしれないですね。
キャッシュフロー計算書
2022年2Q | 2021年2Q | |
営業キャッシュフロー | 14,076 | 12,242 |
投資キャッシュフロー | -4,779 | -4,874 |
財務キャッシュフロー | -10,660 | -5,185 |
株価の大幅下落もあったので前年比で2倍以上の自社株買いを実施しているため、財務CFは大きくマイナスとなっています。株主重視の姿勢はGOOD!
メタ・プラットフォームCEOコメント
メタの創業者兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ
メタプラットフォームズ IR資料
「今期は会社の重要な優先事項の多くで進展があり、当社の製品ロードマップがもたらす長期的な機会と成長を確信しています
今日、かつてないほど多くの人々が当社のサービスを利用しており、当社の製品が世界中の人々に役立っていることを私は誇りに思います。」
メタ・プラットフォーム (FB)2022年1Q感想
メタバースの先行投資もあり、増収増益でアナリスト予想を超えるパーフェクトな決算にはなりませんでした。たた、営業CFは前年より成長しており、株価下落に対しても自社株買いを増加させるなど株主重視の姿勢は評価したいです。
アルファベットとデジタル広告業界の収益を寡占化するメタの株価は長期的にはまだ成長できると思っています。ただ、不安要素としてTiktoc(ティックトック)のような競合との戦いをどのように乗り切るのかでしょうか。
メタバースの発展と共に成長できるのかが今後気になります!
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